矯正とインプラントによる咬合再構成
-
口元の変化
担当医 | 土井守雄 |
---|---|
主訴 | 右下の奥歯が痛い 歯を長持ちさせたい
|
診断名/主な症状 | 顕在性病的咬合 骨格1級 犬歯関係2級 医原性疾患 |
治療内容 | ・古いかぶせ物を仮歯に変え、右下の不良なインプラントを撤去 ・歯周基本治療と根管治療 ※保存できる歯の精査 ・診断用WAXUPを作製し、歯のポジションとインプラント埋入位置を最終決定 ・矯正治療を行い、左上の犬歯のポジションと下顎前歯の叢生を整え、犬歯関係とアンテリアカップリングの改善を行なった。 ・診断用WAXUPに元に作製したサージカルステントを入れ、3次元CTでインプラントポジションを決定 ・理想的な位置にインプラントを埋入 ・インプラントが安定後、仮歯を作製 ・歯の形態、顎位と咬合を再評価 ・仮歯 → 最終補綴物 にトランスファー ・セラミッククラウン装着 治療後は理想的なアンテリアガイダンス(犬歯関係1級M型で臼歯離開を達成)と適切なオクルーザルコンタクトが得られた。 |
使用装置 | ラビアルブラケット(デイモンシステム) |
治療期間 | 約2年 |
通院回数 | 60回 |
費用 | 診断用WAXUP 55,000円 矯正治療 220,000円 1stプロビジョナルレストレーション 3,300円×23 ファイバーコア 11,000円×8 インプラント 220,000円×9 カスタムアバットメント 110,000円×9 2ndプロビジョナルレストレーション 5,500円×20 3rdプロビジョナルレストレーション 11,000円×20 セラミッククラウン 110,000円×20
|
- 患者さまの声
- リスク・副作用
-
◎矯正治療においては以下のようなリスクや副作用が考えられます。
歯根吸収(歯の根が短くなる)
歯肉退縮(歯ぐきが下がる)
アンキローシス(歯と骨が癒着していて歯が動かない)
歯髄壊死(歯の神経が失活した状態)
顎関節症状(顎の痛み)
◎インプラント治療では以下のようなリスクや副作用が考えられます。
術後疼痛、出血
感染による歯性上顎洞炎
下顎管神経損傷によるしびれ
骨火傷による疼痛およびインプラントロスト
インプラント周囲炎
※当院では3次元のCTやサージカルステントを用いて精密・正確に埋入しておりますので、ご安心ください。