矯正とインプラントを用いた咬合再構成
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口元の変化
担当医 | 土井守雄 |
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主訴 | 左上の奥歯が噛んだら痛い |
診断名/主な症状 | 顕在性病的咬合 不安定な顎位・咬合支持 骨格1級 犬歯関係1級 Dガイド 重度ブラキシズム |
治療内容 | ・古いかぶせ物を仮歯に変える ・歯周基本治療と根管治療 ※保存できる歯の精査 ・診断用WAXUPを作製し、歯のポジションとインプラント埋入位置を決定 ・3次元CTにて骨の状態を精査した後、インプラント埋入 ・インプラントが安定後、仮歯を作製 ・矯正治療を行い、下顎前歯の叢生を整えた。 ・歯の形態、顎位と咬合を再評価 ・仮歯 → 最終補綴物 にトランスファー ・セラミッククラウン装着 治療後は理想的なアンテリアガイダンス(犬歯関係1級M型で臼歯離開を達成)と適切なオクルーザルコンタクトが得られた。 ※治療途中で残存歯が破折し、急遽治療方針を変更してインプラント補綴とした。その際、当初予定していなかった下顎前歯の矯正治療を行なった。 |
使用装置 | ラビアルブラケット(デイモンシステム) |
治療期間 | 約4年 |
通院回数 | 約80回 |
費用 | 診断用WAXUP 55,000円 矯正治療 220,000円 ファイバーコア 11,000円×1 インプラント 220,000円×11 カスタムアバットメント 110,000円×11 1stプロビジョナルレストレーション 3,300円×18 2ndプロビジョナルレストレーション 5,500円×24 3rdプロビジョナルレストレーション 5,500円×24 セラミッククラウン 110,000円×18 ラミネートベニア 110,000円×6 |
- リスク・副作用
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◎矯正治療においては以下のようなリスクや副作用が考えられます。
歯根吸収(歯の根が短くなる)
歯肉退縮(歯ぐきが下がる)
アンキローシス(歯と骨が癒着していて歯が動かない)
歯髄壊死(歯の神経が失活した状態)
顎関節症状(顎の痛み)
◎インプラント治療では以下のようなリスクや副作用が考えられます。
術後疼痛、出血
感染による歯性上顎洞炎
下顎管神経損傷によるしびれ
骨火傷による疼痛およびインプラントロスト
インプラント周囲炎
※当院では3次元のCTやサージカルステントを用いて精密・正確に埋入しておりますので、ご安心ください。