酸食症に対するセラミック修復
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口元の変化
担当医 | 土井守雄 |
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主訴 | あちこち歯がしみる |
診断名/主な症状 | ブラキシズムを伴う酸蝕症 骨格1級 顕在性病的咬合 |
治療内容 | 正しい顎位と咬合高径を決定後、中切歯の理想的な歯冠形態を考え、WaxUpを行い、6前歯の上下の形態を配列後、上下の咬合関係を考えたWaxUpを行なった。 それをもとに作製したプロビジョナルレストレーション(オーバーレイ)により、日常生活を送ってもらい、咬合状態や、顎関節にも異常は見られなかったので、この状態をファイナルレストレーションにトランスファーして、 ファイナルレストレーション作製を行なった。 歯の形成は最小限になるように、ノートブックテクニックで形成量を確認しながら行なった。 |
治療期間 | 約2年 |
通院回数 | 50回 |
費用 | 精密診断 55,000円 咬合再構成(診断用waxup) 55,000円 プロビジョナルレストレーション(仮歯) 5,500円×28本 ラミネートベニア 110,000円×28本
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- 患者さまの声
- リスク・副作用
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ラミネートベニアによるセラミック治療では以下のようなリスク副作用が考えられます。
※当院では確実な接着のため、ラバーダムによる防湿下でのセラミックの装着を行なっています。装着後の破折や脱離を防ぐために、ナイトガードの装着をおすすめしています。
治療中の生活歯の冷水痛
装着後の冷水痛・温水痛・咬合時痛
仮歯の破折・脱離
セラミックの破折・脱離
経年的な境目のセメントの変色